2017年2月20日月曜日

マンデン冬至図



ずいぶん前から少しづつ考えていたのですが、やっとまとまってきました。
とりあえず今日は冬至図です。春分は明日にでもアップします。

冬至図は冬至から春分までの社会的なことを占う時に使います。

冬至のチャートにはT字スクエアがあります(第3室の木星と第9室の天王星が180度、それに対して第6室の水星、冥王星が90度です)。グランドクロスの次に困難なアスペクトですが、T字の軸の部分は調停されており、なんとかなっているのかな、という印象です。惑星の配置は以下の通りです。

第3室 ・・・ 月(てんびん座)、木星(てんびん座)
第5室 ・・・ 土星(いて座)、太陽(やぎ座)
第6室 ・・・ 水星(やぎ座)、冥王星(やぎ座)
第7室 ・・・ 金星(みずがめ座)、火星(うお座)
第8室 ・・・ 海王星(うお座)
第9室 ・・・ 天王星(おひつじ座)





そう悪くはない星の配置です。問題がたくさんでてきますが、今のところ、打つ手は準備されていて、なんとかなっている様子。

でも安倍首相の出生時の月がかに座にあってやぎ座の水星、冥王星と180度のアスペクトを作っています。昨年12月の下旬位から苛立って、相当頭にきていると思います。もともとの出生時のチャートもやぎ座に火星があり、月と180度なので短気で切れやすいところがあります。年末からの北方領土問題、トランプ大統領との会合、慰安婦問題の件、フィリピンの動向、いらだつネタはたくさんある。

日本の冬至図、3室と9室にオポジションのアスペクトがあります。3室は国内、9室は外国を意味し、対比して考えて「貿易」というキーワードが出てきます。

トランプ大統領はTPPを破棄し、米国の貿易赤字問題で日本を名指しで批判しています。3室木星は保護、9室の天王星は改革を意味しますので、保護貿易と自由貿易を連想させます。天王星の改革は縛りつけていたものを壊すニュアンスがあります。そのふたつが綱の引っ張り合いで膠着していますが、いて座の土星とみずがめ座の金星で調停していますので、落としどころを見つけられるようです。

安倍首相はTPPの重要性をトランプ大統領に説明し思い直してもらうようにする、と言ってます。とりあえずは2国間協定を結び、今後TPPの米国加入の提案をしていくでしょう。第8室は税金や借款、投資を意味します。海王星は巨額のお金を表しますので、冬至図では外国への投資や円借款など相当ばらまきそうです。ロシアに対しても米国に対しても大盤振る舞いですもんね・・・。


では、冬至図はここらへんで。
春分図は夜が明けてお昼ぐらいかな、アップします。