2022年12月12日月曜日

マンデン冬至図・日本

今年も押し詰まってきました。忙しくなってきましたね。寒いから家の用事はなかなか進みません。秋分図はすっかり飛ばしてしまって冬至図を 頑張って早めにやってます。年賀状は後回し!



第1室:太陽、金星、水星、冥王星 (やぎ)

第2室:土星(みずがめ座)
第3室:太陽、海王星(うお座)、木星(おひつじ座)
第4室:天王星(おうし座)
第6室:火星(ふたご座)、
12室:月(いて座)


変通のT字スクエア
第3室:海王星(うお座)、木星(おひつじ座)
第6室:火星(ふたご座)
12室:月(いて座)

今年の冬至図はアセンダントがいて座29度にあります。変通星座にあるということで、春分までは、物事が揺れ動きやすい、世の中の動きが落ち着かない期間になりそうです。

日本や国民を表す第1室にはパワーのある太陽や冥王星、一見よさげな金星、行動の元になる情報を司る水星がやぎ座に入っています。オミクロンBA5が重症化しにくい、ということが判ってきて、若者が3年ぶりに旅行に行けたり、経済活動が動きだしました。若者の喜ぶ顔が目に見えます。一方、やぎ座は、通常は12星座の頂点に位置し、現行の既存の力を死守します。成長しきった姿なので冒険は望みません。庶民は物価が下がって給料が上がる暮らしやすさを求めていますが、出来上がった社会はなかなか風穴があきません。そのうえ、第4室の天王星が自然災害や、天候の急変などで作物やが不作であったり,不漁であったり物価の値上がりは続きそうです。

また、4室の天王星、6室の火星、12室の月により軍事や安全保障問題(医療を含む)で、懸念される出来事が起こります。しょっちゅうミサイルを打っている北朝鮮や、台湾に固執する中国は、これからも日本の期待を裏切る行動をとるでしょう。
また、第6室はふたご座のなので、情報の漏えい問題が考えられます。米国では中国製スマホやアプリはすでに警戒しており、トランプ大統領の時に確か制限をかけていたと思います。今年11月に米国連邦通信委員会は、中国の通信機器大手が製造する新たな通信機器は、米国の国家安全保障に容認しがたいリスクをもたらす恐れがあるため、輸入と販売を禁止する、と発表しました。

日本でも安全保障に関する漏えいの疑惑が表沙汰になってくるのでしょう。また、隠されていた論文や情報がリークされるようになるかもしれません。ふたご座の火星が「リークしたい、リークしたい」と言ってます。しかし気を付けなければならないのは、その情報は海王星と角度が悪く、フェイクも含まれます。
対面のいて座は出版という意味があり、情報を広める役目を司りますが、それは専門家の分析や思想など権威の高いものです。そのため今後も隠匿されることもあるでしょうが、やぎ座の冥王星は社会の隠し事を表に出して暴いていきます。

月は秘密、陰謀の部屋に入ったばかりの場所にいます。ほぼ12室の軸上にいます。真実の扉を開くにはまだ時間が必要ですが、憶測や陰謀が渦巻く中、真実の光が見え隠れする時期になります。ある人は陰謀論に陶酔し、ある人は慎重に真実をさがそうとするでしょう。火星がふたご座にいる間は、私たちはフェイクを見抜けるように見識を高めたいですね。

経済の第2室はみずがめ座で、土星が入っています。みずがめ座は心意気の星座でお金儲けは二の次。そこに土星が入っているので、経済はますます冷え込みそうです。土星は第4室のおうし座の天王星とスクエアです。おうし座はお金と関係の深い星座で経済政策の改革は、天王星が土星にプレッシャーをかけている構図です。天王星の新しい考え方と、土星の従来の考え方がぶつかっていますが、天王星はおうし座では品位が低いのでそれほど威力がなさそう。岸田首相の肝いりの電気料金抑制の政策ですが、企業に補助金をばらまくため、庶民には土星が効いて庶民抑制政策になりそう。



岸田首相はしし座で、なんと、出生図には太陽、天王星、火星、水星、冥王星がしし座にあります。今、みずがめ座に土星、おうし座に天王星が入っているので、よくもっているな、と思います。でも、この冬至図では、政府の部屋第10室の対面に天王星が入っているので、色々突っつかれて問題が出てきます。岸田首相のホロスコープでは、来年3月に冥王星がみずがめ座入りするので、岸田首相の太陽にオポジションとなります。その上、いつも師匠が言っている西洋占星術の大殺界と言えるプログレスの最凶アスペクトが1月から入ってくるので、来年早々ピンチです。岸田首相の健康問題もありそう。心臓、循環器系、あるいは遺伝する病気などが懸念されます。12月21日から来年5月17日までは木星がおひつじ座にいるので、楽観視できる要素がありますが、それ以降は厳しくなりそうです。2023年の春分図、冬至図には政府の部屋に冥王星が入っていますので、乗り越えられるかどうか? でも今までの対応でほんとによくもってるなあ、と思うのでこれからも、ふにゃふにゃと漂っていくのかも。ポキッと折れるようには思えない粘り強さというか、運が強いのか。その運の強さを冬至図の第1室の太陽のパワーを活かせる政策を作ってほしいものです。