2020年3月25日水曜日

マンデン春分図・日本



22日の土星のみずがめ座入り、今年12月の木星のみずがめ座入り、2023年の冥王星のみずがめ座入り、世界は本格的なみずがめ座時代に入っていきます。以前、タロットの師匠に、世の中は、仕事は出社しなくてもインターネットで自宅でできるようになる、と聞いたことがありますが、まさかこんな形で実施されるとは思いませんでした。伝染病のために、テレワークがこんなに実施されるようになるとは!経済的な面で、テレワークが普及する、と思っていましたが、疫病対策だったのですね。このような自衛手段によるものであったとは!海王星がホームグランドのうお座にいるので、今後も、怖い疫病が人類を脅かし続けるでしょう。海王星は目に見えないもの、毒、病気やガスを司りますので、Kovid-19 が来年も人類を苦しめるかもしれないし、また新しい未知の病気と闘わなければならないかもしれません。海王星がうお座にいる2025年までは注意が必要です。

日本の春分図


第6室:火星、木星、冥王星(やぎ座)
第7室:土星(やぎ座)、月(みずがめ座)
第8室:水星(うお座)、
第9室:海王星(うお座)、太陽(おひつじ座)
10室:天王星、金星(おうし座)

⭐第6室:安全保障を意味しています。私は安全保障というと即、軍事面を思い浮かべていました。でも、第6室には公衆衛生や医療の意味もあります。ここでいう安全保障とはこの公衆衛生の面を含めての安全保障となります。私の思慮が足りませんでした。126日に投稿した韓国の冬至図の中に、日本の春分図第6室について言及しています。解釈が難しく、ご丁寧にタロットで引いて「塔」(→本レポート最後のオリンピックについて参照)を引いています。この冬至図を作った時はまだ日本では数人の武漢からの外国人が日本で感染が確認されただけでした。まさかここまで流行するとは思っていなかったので「塔」を徴用工の問題として占っています。塔は慢心から天罰を受けたバベルの塔。以前からくすぶっていた問題が大きな展開を見せることよりも、疫病の大流行のような思わぬ不幸で、多くの死亡者を出したり、経済や流通の停滞を引き起こす方が「塔」にふさわしかったですね。
春分図では、火星、木星、冥王星が第6室にあって新型コロナに対しての対策がいろいろ講じられていきます。木星が入っているので、一部では楽観的に考える人々もいます。今回の公衆衛生の問題でシステムの再構築を冥王星が促しています。医療現場では限界を目の前にして、今までの常識が通じないことをひしひしと感じているでしょう。火星は冥王星の再構築と木星の楽観視の両方をあおっています。

⭐第10室:政府の部屋には改革の天王星と金銭の金星が入っています。コロナウィルスの問題で経済が停滞するため、救済として経済政策を提示します。それは第8室にリンクします。天王星はオリンピックの開催について、また、公衆衛生について改革を行うことになるということでしょうか。コロナウィルスを抑えるため、医療機関や研究機関に助成金を出したり、マスクの優先配布がやっといきわたるようになります。また、金星は薬も意味しますので、既存薬の臨床研究や未承認薬で期待が持てる薬が発見されます。が、金星はやぎ座の火星、木星、土星、冥王星、うお座の海王星とアスペクトがあるため、副作用や使用に際しての条件が付くでしょう。

⭐第8室:株価と深い関係があり、水星が入っています。海王星の水星なので株や投資関係でデマやフェイクニュースが流れやすくなります。株価も安定しません。

⭐第9室:外国との貿易や為替を表します。海王星と太陽が入っていますが、海王星は往々にしてインフレを引き起こします。日本にとってインバウンドはここ7,8年ほどの経済を押し上げてきました。太陽はそんな日本を表していますが、第6室の火星、木星、冥王星、第7室のやぎ座土星とは90度で損なわれています。日本はコロナウィルスを今のところうまくコントロールできているようですが、ヨーロッパ、米国、アフリカは今爆発的に感染者が増加しています。日本には物も人も入って来なくなり、景気の停滞を引き起こします。物不足になって物価が上がったり、世界恐慌を懸念してドル買い、円売りされてますので円安になりインフレから、スタグフレーションになるのでしょう。

⭐第7室:ここは対外国とのかかわりを示しますが、第7室の始まりがやぎ座28度、土星がやぎ座29度にあり、ディセンダント(西の地平線)とほぼ重なっています。これはこの惑星を強調させますが、外国との関りで日本は制限を受ける、ということになります。

⭐オリンピックについて:1年のマンデンを見る場合は春分図を使います。今回は180度やグランドクロスなどのアスペクトのないホロスコープでした。それほど厳しいホロスコープとは考えなかったのでオリンピックは開催される、と考えていました。でも2月ごろからコロナウィルスで状況は変わってきました。昨年の韓国の冬至図を作った時に、徴用工の問題で今年の日本の春分図を参考に考察した時に明確な答えを出すべく、タロットを一枚引いたところ「塔」が出たのでした。その時は徴用工の問題で、日本の資産を差し押さえする、と考えたのですが、実はこのコロナウィルスのことだったかもしれません。今はなんとか日本はコロナウィルスを抑え込んでいて、オリンピックを予定通り開こうとしますが、先週末ごろから諸外国が今まさに感染爆発中なので、多くの国が延期を求めてきています。私は316日にオリンピックが開かれるかタロットカード3枚で占ってみました。
過去:塔(正位置)
現在:法王(逆位置)
未来:戦車(正位置)
なんと、またしても「塔」でした。コロナウィルスの流行により、オリンピックが危ぶまれる状況を表しています。現在の法王を見た時、IOCのバッハ会長を思い起こしました。きっとどうしたものかと、混乱しているのだろうと思っていました。そして戦車は「強行突破」です。16日の時点では予定通りオリンピックが開かれる、と考えました。その後周囲の状況を鑑みながら、次の考えに至りました。
法王は正位置であれば神の意志(正五芒星)で、逆位置であれば悪魔の意志(逆の五芒星)です。オリンピックは今や商業目的で開かれており、創始者のクーベルタン男爵の掲げた精神とは全く違ったものになり果てています。商業目的であれば中止することはできません。中止になるとお金が入って来ないIOCが一番困るそうです。
戦車は、必要なものを全て身につけた(7本の矢)若者が勝ち戦に出かける絵が描かれています。ということは全てそろったらオリンピックが開かれる、となり、延期はありえるのかもしれません。これほど世界でコロナウィルスが流行ってしまえば今年の7月はちょっと無理ですよね~。現状を考えると延期が妥当でしょうね。いつぐらいになるかはまた占ってみますが、今年の秋分のホロスコープは良さげだったけど・・・。今年の秋分の頃なら、土星もやぎ座に戻るので、スポーツや催し物を司るしし座には土星の影響はでないので時期としてはいいのですが。特効薬が見つかれば可能かもしれませんが、今年は難しいんでしょうね。

上述のレポートは23日の深夜まとめたもので、オリンピック一年延長が決定される前日のものです。ここからは、25日未明追記しました。

⭐2021年のオリンピックならば、春分図では、第6室に海王星、金星、太陽がはいっているので、やっぱりコロナウィルスの影響はありそうですね。金星と太陽が入っているので希望は持てますが。




⭐2021年の夏至になると、第2室、第5室、第9室でグランドトリン、第2室、第4室、第8室、第10室でグランドクロスがあります。グランドクロスは調停もあるので、努力で問題解決できそうです。第6室の海王星は、やはり公衆衛生が気になります。でも、夏至図はオリンピックをするにはふさわしいかもしれません。