2022年4月23日土曜日

マンデン春分図・中国そして冥王星

 冬季オリンピックを無事?終えましたが、パラリンピックはロシアの侵攻のため台無しになってしまいました。メンツをつぶされた中国は今後どのように対応していくのでしょうか?


第2室:冥王星(やぎ座)

第3室:火星、金星、土星(みずがめ座)

第4室:水星、木星(うお座)、海王星、太陽(おひつじ座)

第6室:天王星(おうし座)

第11室:月(てんびん座)

日本の春分図には第4室、第6室には惑星は入ってませんが、中国の春分図には入っています。第4、第6にマレフィックな惑星が入っていると戦争が起こるとされています。第4室は国土、第6室は軍隊を意味するからです。最近はロシアと友好ムードの中国ですが、あからさまにロシアに見方をすると中国も制裁をうけるので、裏で武器を渡しているでしょう。そしてロシアの動きと世界の対応を分析して台湾、尖閣を責める時はどうしたら良いかプランを練っていることでしょう。また、うお座の木星と海王星はどちらもうお座の守護星で非常に強い意味を持ちます。

第4室は災害の意味もあります。災害が起こるとすれば水の被害。大雨の被害やあるいは化学物質(液体または気体)の漏えいによる河川の汚染が考えられます。また海王星は地震を引き起こすこともあります。液化天然ガスや石油などのエネルギー資源はウクライナでの戦争でさらに高騰しているので、中国にとっては商機もあるはず。レアメタルや石炭も第4室の範疇です。

そして軍隊の部屋第6室が天王星で何らかの変化を誘発します。ネットでは、ロシア軍が思ったより弱いので中国や北朝鮮は先行きに一抹の不安を感じているとか。ウクライナの戦争では実際の戦いより、米英がバックアップしている情報戦が重要だということが浮き彫りになりました。もし、ロシアが敗戦するようなことになると中国もロシアを助けるどころかロシアを支配しに行くことでしょう。それと春から一気に増えたコロナ陽性者のため対応に苦労しているのも第6室天王星のなせる技なのでしょう。

流通の第3室には、災厄の土星・火星が入っているので、流通や交通(人の往来)は停滞と混乱を招きます。コロナ患者急増のため、上海のロックダウンで食料不足や暴動、ヤミ営業のスーパーまで出て来たそうです。一般的にゼロコロナは無理と言われていますし、今はワクチンや治療薬も完成しているのでルールを緩めて、経済を回しながらある程度の感染者を容認するよう、各国は進めています。しかし緩いルール下ならば中国では爆発的に陽性者が増えてしまうためゼロコロナにしているのでしょうか?(中国春分図第6室の対面はさそり座になるので、オール・オア・ナッシングになってしまうのかもしれません。)第2室のやぎ座の冥王星とおうし座の天王星がトリンなので、公衆衛生も政府の力でねじ伏せようとしていますが、そろそろコロナ対策を変更していく潮時かもしれません。

第11室の月はおひつじ座の太陽とインコンジャンクトというアスペクトをとります。これは国や地方自治体と民衆が歩み寄らなけらばならない、と告げています。上海では、一般国民が住んでいるマンションから、住民を強制退去させて療養者施設を作るそうです。まったくこれでは暴動も大きくなって当然です。でも、中国で人民が立ち上がって政府を打ち負かすことはまだまだできなさそうですね。

みずがめ座時代は人権の時代です。組織や国家ではなく、個人を重んじ人間らしさを取り戻す時代です。みずがめ座時代は西暦2000年ごろから始まったと言われていて、これから先約2000年間続きます。まだほんの入り口、これからです。今までの古い体制を破壊するような革命を冥王星が起こしていきます。

例えば以下のようになります。

【ロシア革命】

・「血の日曜日事件」1905年1月22日 冥王星 ふたご座22度

・「2月革命」1917年3月8日 冥王星 かに座2度

・「10月革命」1917年11月7日 冥王星 かに座5度。(世界初の社会主義国誕生)


【第1次世界大戦】

・「サラエボ事件」1914年6月28日 冥王星 かに座0度

・第1次世界大戦勃発 1914年7月28日 冥王星 かに座1度

・第1次世界大戦終結 1918年11月11日 冥王星 かに座6度


【第2次世界大戦】

・「満州事変」1931年9月18日 冥王星 かに座21度、

・ヒトラー総統誕生 1934年8月2日 冥王星 かに座24度

・日中戦争勃発 1937年7月7日 かに座27度、

・国家総動員法施行 1938年5月5日 冥王星かに座28度

・ドイツ、ポーランドに侵攻 1939年9月1日 冥王星 しし座2度(第2次世界大戦開戦)

・日独伊三国同盟調印 1940年9月27日冥王星 しし座4度 

・太平洋戦争開戦 1941年12月7日 冥王星 しし座5度

・太平洋戦争終結 1945年9月2日 冥王星 しし座10度


【災害等】

・淀川・明治大洪水 1885年6月17日 冥王星 ふたご座2度

‣桜島の大正大噴火 1914年1月12日 冥王星 ふたご座29度

・イタリア王国アヴァツァーノ大地震 1915年1月13日 かに座0度

・阪神大水害 1938年7月3日 冥王星 かに座29度

・1940年東京オリンピック開催返上 1938年7月15日 冥王星 かに座29度

・伊勢湾台風 1959年9月26日 冥王星 おとめ座3度

・浅間山荘事件 1972年2月19日 冥王星 てんびん座1度

・沖縄返還 1972年5月15日 冥王星 おとめ座29度

・デルタ航空191便墜落 1985年8月2日 冥王星 さそり座2度(海王星やぎ座1度)

・日本航空123便墜落 1985年8月12日 冥王星 さそり座2度(海王星やぎ座1度)

・阪神大震災 1995年1月17日 冥王星 さそり座29度

・地下鉄サリン事件 1995年3月20日 冥王星 いて座0度


このように冥王星が星座を移動するときは革命や戦争、地震などの大きな自然災害が起こりやすいのです。

今冥王星はやぎ座28度で、2023年でみずがめ座に初めて入り、逆行、巡行を繰り返して2024年11月にやぎ座を完全に出て、みずがめ座に入ります。私は今期の冥王星の移動は地震に気をつけておかないと、とずっと思っていましたが、第三次世界大戦も起こりかねない状況を非常に恐れています。