2022年2月3日木曜日

マンデン冬至図・ロシア

2月の運勢はこちらをご覧ください。

 ロシアを見てみましょう。今ロシアがウクライナへ軍を送り込んでて危ない状況がつづいているらしいのでホロスコープはどうなっているでしょうか?第12室に月があって、見えないところで何を工作しているのでしょうか?

第4室と第6室が損なわれている星の配置は戦争がおこりやすいとされています。今回は4室には惑星が入っていませんが、スクエア、オポジションの位置にはマレフィックの天体が入っているので緊張感は続きますね。



第5室:火星(いて座)、太陽、(やぎ座)

第6室:水星(やぎ座)、冥王星、金星(やぎ座)

第7室:土星(みずがめ座)、木星(みずがめ座)

第8室:木星(みずがめ座)

第9室:海王星(うお座)

第10室:天王星(おうし座)

第12室:月(かに座)


第5室は出生率や生産高を表し、エネルギー大国であるロシアは原油高でウハウハでしょう。火星が高騰をあおり、それに輪をかけて、かろうじてみずがめ座にいる木星とセミセクステルでより増強しています。ロシアは昔からずっと経済制裁受けていると思いますが、最近の原油高で、かなり経済的には潤っていそうですね。また、スポーツ面では、国家としては参加できないけれどもオリンピックの選手団にもかなり檄を飛ばしていることでしょう。大統領を表す太陽が入っているので大統領の肝いりですね。また、5室は子供という意味からマンデンでは植民地を指します。今ウクライナへの侵攻が懸念されていますが、このホロスコープでも読み取れます。第10室の天王星が第5室の太陽とトリンです。もし、ウクライナへ攻め入るなら、クリミアと同じように電撃作戦です。一瞬のうちに勝負がつくような。ネット攻撃で発電所とインフラを抑えてしまうのです。ネットや発電所(電気)は天王星が支配するところですね。でもニュースで聞いた話では、全面戦争には至らないのではないか、親ロシア派の一部の地域のみの併合ぐらいで、そもそも戦争は回避されるだろうということでした。

第6室は軍隊の部屋。冥王星があるので力づくて取りに行く気満々ですね。おまけに第12室の月が水星、冥王星、金星とオポジション。この第12室の月は他国の工作員とも取れるけれど水面下では、やり合っているのでしょうね、お互いに。そのポジションを第10室の天王星と第9室の海王星が調停しています。話し合いの余地を残しているということですね。安倍政権が揺らぎ始めた時、第10室に天王星がありましたが、反プーチン派がクーデターか暗殺でも画策しないと政権が変わることもないだろうし・・。プーチン大統領は5月に入って木星がおひつじ座に入ると色々と問題がでてきます。だからチャンスは5月まで。特に冬至図では木星がみずがめ座28度で、ロシアの始源図では第5室植民地拡大という意味になる。ただ、ロシアの始源図はソーラーチャートなのでマユツバものですが。

第7室は外交の部屋。ウクライナの件で諸外国からプレッシャーを受けています。最近はロシアは中国と仲が良いそうですが、中国はウクライナと貿易をさかん行っているそうで、ウクライナの件に関してはロシアに不快感を持っているそうです。ホロスコープも外交は厳しい土星が入っていて孤独な戦いを感じます。

第8室は外国との借款関係や株価などを見るのですが、木星がはいっているのでこの時期は好調です。春分図では天王星がはいっているので、春分以降は波乱がおこりそうです。

第9室は高等教育の部屋です。為替や外国や外務省とも関連します。海王星は莫大な資金を意味しますが、地政学的なリスクがあるので先行き不透明というところですね。

第10室は政府の部屋。天王星は改革や何らかの変化を表し、倒閣や失脚の意味もありますが、今回はそうではなくNATOに対して強い拒否感を表しているのでしょう。天王星は厳し惑星です。スパっと線を引いて引き裂いていきます。

第12室は秘密の部屋。陰謀やテロなど起きる時は12室が損なわれています。やぎ座の水星、冥王星、金星とオポジションですが、海王星が調停しています。

ウクライナの冬至図を見ると第11室に天王星がはいっています。しかもほぼ第11室の軸上なので意味が強く成ります。第11室は地方自治という意味があり、そこが略奪されるという意味かもしれません。


ホロスコープではロシアもウクライナも第4室には惑星が入っていません。もちろん、どちらもオポジションやスクエアの惑星から刺激は受けています。どちらの国もことが起これば戦争をする懸念のあるホロスコープですが、領土がそれほど荒らされないので戦争は起こらないかもしれません。

よくわからないのでタロットを一枚ひいてみました(出た、いつもの困った時のカード頼み)。質問は「ロシアはウクライナに戦争を仕掛けるのか」としました。カードは「力」の8でした。これは女性がライオンの口に手を入れて手なずけている様子を描いたカードです。「柔よく剛を制す」プーチン大統領は柔道家でもあるのでこのカードのように戦争という切り札をちらつかせて思うように相手を操るのかもしれません。このカードだけ見ると、ロシアは非常に余裕をぶちかましているように思えます。