2022年2月3日木曜日

マンデン冬至図・中国

2月の運勢はこちらをご覧ください。

 最近は外国のマンデンをやってなくて、急に冬至図から始めるのもなんですが、頭のリハビリとしてやってみます。その国の春分図が一番影響力があるのですが、冬季オリンピックもあるので、冬至図で見ますね。




第3室:火星(いて座)

第4室:太陽、水星(やぎ座)、冥王星、金星(やぎ座)

第5室:土星(みずがめ座)、木星(みずがめ座)

第6室:木星(みずがめ座)、海王星(うお座)

第8室:天王星(おうし座)

第10室:月(かに座)


まずは太陽の位置から行きましょう。冬至の太陽は第4室にあります。そして今年の春分図でも第4室にあるのです。太陽は国家元首を意味し、第4室はその国の国土を意味します。習近平国家主席は国の国土にいたくご執心のようですね。国土は作物を生産し、木が育ち、家を作り、石炭は寒い冬でも火を起こしてくれます。国土は衣食住を支えてくれる誰にとっても大切なものです。また第4室は国土の気象についても表してくれます。今回は冥王星が入っていますので良くないのですが、第10室に入っている月とオポジションです。月は民意と取るのですが、政府の部屋に月がはいっているとは、中国共産党でそんなことあるのでしょうか?ここでは、国家元首の太陽と相反するものとしての月として読むことにします。国家主席が長くその地位にいて、政敵もかなり失脚させているのでさぞ恨まれているでしょう。また第4室は第10室の対面で野党という意味もあるので、反習近平勢力として見た方がよいかもしれません。それで見ると、反習近平勢力の情報は国家主席側に情報(水星)を統制(冥王星)されているようですが、海王星と天王星が調停しているので、今は何も起こらないでしょう。気象に関しては、今回のオリンピックはほとんどが人工雪を使用しているらしいですね。中国の化学の力を誇示しています。それが太陽(プライド)であり、冥王星(覇権)なのでしょう。最先端技術を示す天王星もそれらとトリンの関係です。太陽は第10室の月とはオポジションで無理やり感がよくわかります。でも第4室の冥王星は国土に破壊をおこす可能性はあります。自然のしっぺ返しが来るかもしれません。でも限界を突破しないと化学の進歩はありません。映像でオリンピックの舞台を見た時、そのテクノロジーで大いに驚かされることがあるでしょう。独裁者の国は、誰が反対しようが計画を進めることができるので、経済活動でもオリンピックのような国家事業でもやりたいことがすぐにできます。風の時代ではこういう既存の権力や国家の秩序が崩壊し、もっと個人が尊重される時代になるはずなのですが、中国をみていたら本当にそうなるのかな?と思ってしまいます。

第3室は火星が入っています。ここは情報、輸送、教育の部屋です。北京オリンピックでの人々の移動でコロナを持ち込まないための緊張感がよく表れていますまた選手がコロナ対策のため使用するアプリにセキュリティ上の欠陥があると伝えられています。情報の部屋のいて座火星が悪さをしていると思われますが、火星はうお座海王星とスクエアの位置にあるので、ある種の疑惑がつきまといます。わざとじゃないの?

第5室はレジャーや娯楽、投機の部屋。オリンピックはここで見ます。土星と木星が入っていて、制限と拡大を意味します。中国がいつも強いと言われた種目が取れなくなるかもしれません。それは土星が天王星とスクエアを組むからです。新旧入れ替わりですね。第5室はみずがめ座で土星の副守護星なので一部鉄板の強さは残るでしょう。みずがめ座の木星は若者受けする風変わりなスポーツが飛躍するでしょう。東京オリンピックでは日本のスケボー選手が活躍しましたが、北京オリンピックのスノボーは中国の選手が強いかもしれません。

第6室は健康・衛生、軍隊の部屋。海王星が入っているので、オミクロンはゼロコロナは難しい!第3室の火星とスクエアで特にオリンピック中は感染者数などは正確な数字をださないでしょう。

第8室は税金・借款、年金。そこに変革がもたらされるということですが、中国では少子化の影響で人口が減少してくるとのこと。そうなると日本と同じように老人の年金を支える若者が減少していくので、年金制度の見直しがあるのかもしれません。

第10室は政府の部屋。月は民意を意味しますがかに座の月なので非常に威力があります。オリンピックを成功させて中国の繁栄を世界の人々に見てもらうことは政府も国民も望んでいるでしょう。