2022年2月14日月曜日

マンデン冬至図・米国

 2月の運勢はこちらをご覧ください。

 だんだん3月が近づいてきたのでサクッといきます。






第1室:海王星(うお座)

第2室:天王星(おうし座)

第5室:月(かに座)

第9室:火星(いて座)

第10室:太陽(やぎ座)

第11室:水星、冥王星、金星(やぎ座)

第12室:土星(みずがめ座)、木星(みずがめ座)


第1室に海王星が入っていて、国中が浮かれている感じをうけます。それは米国の好景気に反映されるものだろうと考えています。インフレですね。第9室の火星がドルの強さを表しています。経済の第2室には天王星が入っているので、経済政策については何か変化があると告げています。米国は今年利上げをして金融引き締めにかかるそうですが、冬至図では土星がまだ12室のままです。でも春分図では第9室にはいっているので、春分以降に利上げがあるものと思われます。第5室の月は、投資家たちが利益確定するために売りが増え株価が不安定となるでしょう。

また、第1室の海王星は、第5室の月とトリンで陶酔状態ですね。オリンピックや娯楽、芸術の部門で人々が熱中するスターが生まれる予感がします。ただ、月は政府の部屋、議会の部屋にいる惑星たちとはオポジションの凶座相。そのスターは既存の秩序や権力に対抗する黒騎士かもしれません。

米国のチャートでは健康状態を示す第6室には惑星がありません。が、第12室には土星と木星があります。第12室は見えない物、病院を意味しますので、陰でコロナが広がっているということが言えます。また、冬至の時点で、木星はみずがめ座28度37分。アセンダント(東の地平線)はうお座2度54分で、この軸上に木星がやってくるのが2022年1月12日です。米国では12月下旬から徐々に感染者数が高くなり、1月18日約132万人でピークを迎え、この後ピークアウトしました。この時、木星はうお座4度13分。アセンダントを超えてからピークとなりました。

戦争の勃発を予感させる第4室、第6室には惑星はありませんが、隠れた敵の部屋の第12室には土星と木星がいます。水面下では起ころうとする戦いの火を消そうともしていますし、油を注ごうともしています。今年の冬至図では第6室に惑星が入りますが、第4室には一年を通して惑星はありません。第12室には一年を通して惑星が入っていますので、水面下の戦いは続いていきます。

さて、バイデン大統領についてですが、現在彼のプログレスの月がうお座にありますので、迷いがあり優柔不断なところがあります。しかし、3月になれば月がおひつじ座に進みますので、もう少しスピーディーに物事を進めていくようになると思います。3月7日頃になるとトランシットの火星がみずがめ座入りします。さそり座のバイデン大統領にとっては結果の出る時期となりますが、火星が入ると焦りが生じるでしょうし、強く成果を求めるため、強引な方法を使ったり、好戦的になったりするかもしれません。