2017年7月18日火曜日

マンデン夏至図・米国




大変遅くなってすみません。3日ほどかかりましたが、むずかしですね。







第1室 ・・・ 海王星(うお座)
第2室 ・・・ 天王星(おひつじ座)、金星(おうし座)、月(おうし座)
第4室 ・・・ 水星(ふたご座)、太陽(かに座)、火星(かに座)
第7室 ・・・ 木星(てんびん座)
第10室 ・・ 土星(いて座)
第11室 ・・ 冥王星(やぎ座)

運動サインのグランドクロス
第2室 ・・・ 天王星(おひつじ座)
第4室 ・・・ 太陽、火星(かに座)
第7室 ・・ 木星(てんびん座)
第11室 ・・ 冥王星(やぎ座)

変通サインのT字スクエア
180度 ・・・・・・・・・ 第3室土星(いて座)、第9室水星(ふたご座)
上述に対しての90度 ・・・ 第5室海王星(うお座)

1室には海王星が入っていて、物事が不透明で曖昧であることを意味します。昨年、大統領選挙時にトランプはないだろうという、大方の予想を覆し、大統領に選ばれてしまった金髪のジジイ。過去の栄光を支えた労働者の票がトランプを押し上げたといわれましたが、ロシアのサイバー攻撃があり、ヒラリーに不利な情報を流したため、それが大きな後押しとなったというスキャンダルもありました。トランプ大統領の息子が昨年、ロシアの要人と接触していたという新しいニュースも入ってきています。米国では暫くはそのような状態が続きます。スキャンダルとフェイクニュースが席巻しますが、ただ、政府がフェイクニュースにより打撃を受けるというよりも、反対にそれを利用したり、あるいは政府がフェイクニュースを流したりもあるのではないかと思います。政府を攻撃するスキャンダラスな情報は政府の手によって厳しい弾圧をうけます。10室の大統領の部屋に土星があるからです。トランプ大統領は今までの大統領とは違う価値観を持つ人で、議会でも世論でも反発を受けて自分のやりたい政治がなかなかできません。しかし、この土星はできるところから、力を発揮していきます。周りが根負けしていきそうです。じわじわと支持率も上がっていくと思われます。

夏の時期、米国の財政政策は保守的でアメリカファースト炸裂です。財政を表す2室には天王星、金星、月が入っています。天王星は10室の土星とトリンの吉角です。天王星はエキセントリックな惑星で、他国と違う政策で孤立しそうな雰囲気ですが、結果オーライになりやすいようです。2室のおうし座の金星は威力が強く政策がうまく回り、これに関しては国民にも支持されるようです。おうし座は守りの星座であり、金星は母性の月と重なっていますので自国の優先度が非常に高いと思われます。トランプ大統領は先日のG20の温暖化の件で孤立していましたね。ただ、この温暖化の問題も全く嘘っぱちで、実は氷河期に入っているという意見の科学者もいるので、真実はどうなんでしょうか?海王星がうお座にいる間は情報の真偽を見極める力が必要になります。

4室には水星、太陽、火星があり、トランプ大統領への敵対する勢力はまだ強いことを意味しています。が2室の財政政策がうまく回っている間は大きな問題にはならないようです。
また、4室は作物や鉱物も表します。特に4室はかに座ですので、作物を育んだり、豊富な資源を司る部屋です。そこに火星が入っているので大地を荒らされやすい暗示です。対面の部屋には土星が入っていて火星を損ねています。単にハリケーンなどの災害による農産物の生産量の減少も考えられますが、かに座の対面のやぎ座には冥王星があり、火星と180度でかなり「武器」のワードがちらつきます。冥王星はプルトニウムを意味する最終兵器です。火星は単に火を噴くものでミサイルかもしれません。ただ、火星と冥王星は海王星で調停されています。6室の軍隊の部屋には惑星がないので、戦争はないでしょう。火星、冥王星はさそり座の守護星で地下物質や水脈と繋がりが深いです。海王星は水や地震を支配しますが石油の意味もあります。シェールガスの関連で何かあるか、あるいは、地下核実験を行って放射能汚染の被害が噂されるとか。

7室には木星が入っていて、外交や貿易問題に関しては米国の見せ場になります。木星は良いことも悪いことも膨張させてしまいますがグランドクロスの一角になっており、悪いことを膨張させる作用の方が強いかもしれません。国土を表す4室に水星、太陽、火星が入っており、米国の安全保障を揺るがす不安をあおっているように思えます。北朝鮮のミサイル開発が進んでおり、韓国との同盟が、中国の影響で揺れているからです。こういう状況は議会も世論も緊張感を持つことになるでしょう。北朝鮮が挑発行為をエスカレートさせると、何か手を打たないと政府への批判も大きくなるでしょうが、グランドクロスのため効果的な突破口が見いだせないかもしれません。大統領の部屋には土星が座っているので対応は慎重で迅速な行動はとらないでしょう。貿易に対しても同じです。土星があるので保護貿易を推し進め、ヨーロッパなどとは対立が続いたままでしょう。


1室の海王星強いです。どんなことも真偽が不明で不透明です。トランプ大統領の人気も高いのか低いのか、米国の世論がどこに向いているのか、米国では真偽を見極めることが非常に大切になります。

春分のマンデンの時に、私は8月21日起こる日蝕でトランプ大統領失脚か、と書きました。夏至図を見る限りグランドクロスがあるもののそれほど悪い印象ではないですが、8月21日のホロスコープでは3室に海王星が9室の火星、月、太陽、水星と180度のため何かスキャンダルが出てくるかもしれません。しかし、1室、5室、9室の惑星がグランドトリンを組んでいるので、夏至図よりも好印象です。でもこんな良い運勢の時は、反対に悪い結果が出るような気もします。