2024年3月19日火曜日

マンデン春分図・米国

 タロットの絵柄を毎回紹介するつもりではないけれど、面白い画像ができたので、共有したいと思います😄。

今回は魔術師。一枚目はイケメンの魔術師で、仕事せずにカフェでリラックスしているようですね。もう少し真剣に仕事してもらわないといけないので、作り直したのが2枚目です。2枚目はちょっと表情が厳しくなりました。小さいけど、ワンドとソード持ってます。カップもあるけど、コインが多いなあ、ほとんど銅貨だけど報酬をいっぱいもらったのかな?いちばん笑ケルのが、帽子。「縁がレミニスカート(ထ)になっている帽子をかぶっている」と指示したら・・・。とんがり帽子はいいですよ、魔術師の帽子です。でも付いてる紋章が、落語家桂一門の結三柏??「時そば」を語ったので、コインをたくさん持っているのでしょうか😁?

Co-pilot designer によるイケメン魔術師


Co-pilot designer による落語家系魔術師


さて、今日は米国の春分図を見ていきましょう。



第3室:冥王星、火星(みずがめ座)
第4室:金星、土星、海王星(うお座)、太陽(おひつじ座)
第5室:水星(おひつじ座)
第6室:木星(おうし座)
第7室:天王星(おうし座)
第9室:月(しし座)

第3室

日本の春分図は冥王星と火星が同じ部屋にはありませんでした。でも、米国の春分図第3室には、冥王星と火星が同居していて、バイオレンスや陰謀の匂いがします。第3室は流通やメディア、教育等を意味しますが、対面の第9室と合わせて外国との貿易や情報のやり取りも関係してきます。冥王星と火星が集まったみずがめ座は、12星座中一番の狂暴さを携えています。13日に米国がウクライナに武器を供与する、と発表されました。そのような武器の供与が冥王星や火星という意味かもしれません。2024年は米国はまだまだウクライナへの支援を続けるのでしょう。しかし、西側諸国から供与を受けた武器が、ブラックマーケットに流され、イランやハマスにわたっているとの報道もあるため、米国民は今やウクライナへの武器供与に反対する意見も多くある、と聞いています。国民の意志を示す月は対面の第9室にいて、第4室の太陽が調停している形になります。バイデン大統領は、国民をなだめつつ支援をつづけるのかなあ、と思います。また、みずがめ座は IT 関連の星座ですので、米国の情報が外国からハッキングを受けて混乱するか、テロにより大規模なシステムダウンが起こってインフラが一時ストップするようなことがあるかも。

第4室

金星、土星、海王星、太陽が入っていて吉凶混在です。(そして第3室の火星も影響しています)。第4室、第6室にマレフィックの惑星が入っている場合は戦争に巻き込まれる、これはマンデンのセオリーです。今回、第6室には木星が入っていてこれは通常はベネフィックの惑星なんですが、中東での戦争、ウクライナでの戦争、あるかもしれない台湾有事、これだけ対面していれば悪い方に膨張すると読み取れます。しかし、世界で戦争が起これば兵器や資金・物資が必要になるので、そういう商売は繁昌するわけで歓迎する企業もあることでしょう。日本も朝鮮戦争で戦後復興をかなり助けた事実があります。ただ、第4室は気候もあらわすので、自然災害で大きなダメージを受けそうです。海王星なので、地震もあるかもしれませんが、大きなハリケーンがきて、農作物(金星)がダメージ(土星)を受けるかもしれません。不純な天候(太陽と海王星)で作物の不作も考えられます。ただ、作物の不作は金星、土星、海王星が第9室の月とトリンのため、外国からの輸入で賄えるでしょう。
また、第4室がみずがめ座28度で火星が27度なので、火星は第4室にも影響を強い与えています。火星と土星や海王星との繋がりを考えると「毒」というワードも出てきますので食物や水など、なんらかの汚染が問題になるかもしれません。

第5室

第5室は株、投機やアミューズメントを表します。水星が入っていて第9室の月とトリンです。米国はウクライナ戦争以来(もっと前からかもしれませんが)、インフレ状態でかなり物価高で庶民もパニックっていましたが、最近は安定してきたようです。水星という色のついていない惑星は、そばにある惑星の意味を強調しますが、寄り添っているのはドラゴンヘッドと、キロンです。どちらもおひつじ座にあります。おひつじ座のドラゴンヘッドは景気の好調さをしめします。ただし、春分の日は逆行中で停滞感はありますが、春分を過ぎて6日ほどで巡行に戻ります。庶民はそれに対して好感を持っており、心の平安を感じていることでしょう。

第6室

軍隊や公衆衛生を表す第6室には木星が入っていて、第9室の月と90度の角度があります。世界で起こっている戦争について、米国が関与していくことについて、米国民は賛同しないようです。しし座は楽しいことを追求することを信条としています。遠い外国で起こっている戦争に加担することによって自国の若者の血が流れることを、良し、とはしないのは庶民の本音であると思います。だから、バイデン大統領がそういう動きを見せると、各地では抵抗運動やデモなどで自らの意志を主張するはずです。

第7室

同盟国を表す第7室では、天王星が入っています。これは同盟国に何らかの大きな変化がある、ということになります。では、この場合同盟国とはどこになるのか?たくさんありますが、序列もあるでしょう。まずは、イギリスや NATO 加盟国、イスラエル、カナダがトップクラスでしょうか。日本や韓国はその後ぐらいでしょう。でも、おうし座の天王星、ということなのでお金に関連する国になります。その同盟国で何かが起こり、米国も対応を考えなければならないことになります。
私はこの同盟国は、日本だろうと思っています。天王星は西の地平線 DC (Descendant) のそばにあります。その DC  が私には "Dispenser, Cash" と思えるのです(笑)。日本にはそろそろ米国のキャッシュ・ディスペンサーから退いてほしいという願いからです😁。そのためには、日本が自立して、米国に頼らない国防を持たないといけないですね。みずがめ座時代は自立していくことこそ、テーマです。国や社会だけでなく、個人もまた、自立しなければなりません。一人一人が国を頼らず、自分で何とかする知恵と努力と行動力で生きていかなければならない厳しい時代でもあるのです。