2022年3月19日土曜日

マンデン春分図・日本

 まさかのロシアがウクライナと戦争を始めて、しかも筋書き通りに進まず苦戦しています。両国は何度も停戦の協議を行っていますが、最近ロシアの態度が軟化したということで、近日中に停戦合意となる可能性があるそうです。でももし、停戦しても春分図では土星と火星のコンジャンクションがあるので、特に月末から4月の初めで、何かのきっかけでまたロシアが武力行使する可能性は高いです。ロシアとウクライナの件はまた後日にするとして、今日は日本の春分図を見ていきましょう。





第1室:冥王星(やぎ座)

第2室:火星、金星、土星(みずがめ座)

第3室:水星、木星、海王星(うお座)、太陽(おひつじ座)

第5室:天王星(おうし座)

第10室:月(てんびん座)


まず第1室の冥王星はやぎ座28度で第2室とのほとんど境目にあり、現在の日本のシステムが成熟しきって新たな変容を迎えないといけないことを知らせています。2年前に土星がみずがめ座入りしてみずがめ座時代が本格的に始まり、やぎ座の時代とは決別を迎えています。コロナにより、会社に出勤せずにリモートワークやシェアオフィスが一般的になりましたが、コロナが収束するようになってもそのような形態は続くと思われます。やぎ座時代の秩序やルールは壊されて、上下の繋がりより横の繋がり、組織や集団よりも個人(独立)、強制よりも自由、が重んじられるようになります。そういうことが思い知らされるようになるでしょう。まるでこの世の終わりに天使がラッパを吹くようなそんな光景を見ることになるかもしれません。人々は覚醒して、生き続けるために今までの古臭い非効率なルールを新しく作り変えて行くでしょう。

ちょうど春分の21日でまん延防止法は解除になりますが、飲食店への時短要請が終了になると補助金も終了となるので、そちらの方が苦しいお店も出てくるでしょう。経済を表す第2室は火星、土星の裏切りのアスペクトがお金を表す金星を挟み撃ちにしています。戦争により原油の高騰や食品の値上がり等、消費者には痛手です。政府の経済対策は国内外のご機嫌をうかがうようで、果たしてそれが役に立っているのか疑問です。それは火星と土星のコジャンクションがあるため期待を裏切るようなものになると考えられるからです。「なんだ、こんなのだったの?たったこれだけ?」と、得られたものは期待を裏切るようなものかもしれません。第10室の政府はソトヅラの良いてんびん座の月です。今年は参議院選挙もあるので、お金のバラ撒きもあるとおもいますが、選挙が終って秋以降には増税の話が出るのでは?と危惧しています。ただ、春分図では第2室の金星と第5室の天王星がミューチャルレセプションなので、妙手の政策もあるということでしょうか。第2室は銀行、第5室は株、というキーワードがありますが、これからも続く日銀の低金利政策が株価を支えていく、ということでしょうか? 戦争がはじまると株価は上がると言いますが、やはり天王星が入っているので、外国の地政学上のリスクなどで浮き沈みは激しいでしょう。先見の明が必要です。

また天王星は娯楽などで風変わりなものが流行ると教えています。おうし座なので、食べ物は代替え食品。身体にも地球にも優しいプラントベースフードが注目されます。牛肉の代わりの大豆肉とか、牛乳の代わりの豆乳やアーモンドミルクなど。

さて春分の太陽は第3室に入っていて、国内では蔓延防止法が解除になったことから、旅行も行きやすくなります。テレワークによる仕事や、オンラインによる授業など、人と直接かかわることが少なくなっているので、心の充足を計るため旅行も癒しが中心に。昭和レトロな建物や鉄道、船旅など、ほっと和めるアナログ的なものが流行るでしょう。

また、ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会でオンライン演説したい、と話があり、23日に行うようですが、これは外交メッセージで第3ハウスの管轄と言えるでしょう。彼が米国での演説で「パールハーバー」を引き合いに出して日本人の反感を買っていますが、米国人の心に響かせるためにその言葉を選んだのでしょう。(日本人として気ィ悪いけどね。)日本での演説では必ず「HIROSHIMA」が出るはずです。立憲民主党の泉代表はゼレンスキー大統領に演説で言ってほしくない言葉があるようで、事前に調整してから演説するようにツイートしたようですが・・・。天使のラッパは23日に吹かれることになるのかな、と思います。23日以降、日本はウクライナの現状を聞いて、どういう協力ができるのか、また中国や北朝鮮、そしてロシアと領土問題などがある日本にとってはウクライナの戦争を対岸の火事と見るのではなく、今後どのような対策が必要なのか真剣に考えていく必要があると思います。そして海王星が入っていますので、マスコミからの情報、時には両国からのメッセージにも、プロパガンダやフェイクニュースが紛れているため、惑わされずに真実を探すことが重要です。